アマンダおばさんの
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2016年4月
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4月14日(木)

<プードルの子犬 白ちゃん>

 桜前線が北上しているが、ここ仙台は昨日あたりが満開だった。わざわざ桜の名所に行かずとも、歩いてほんの5分の笊川の土手には桜並木があって、密かな穴場になっている。中にはお弁当を持って訪れる人もいる。朝散歩をしていると、ピンクに薄いラベンダーが交った神秘的な色のシャワーに圧倒される。その美しさには人知を超えた神の領域、サンクチュアリーという気がする。
 2月の末、シルバーのティーカップ、ドルチェが出産をした。出産といっても帝王切開だが。が、親が小さいことと1頭だけと言うことでおっぱいの出が悪く、急きょミルクでの育児に切り替えた。乳母犬がいないではないが、吸っていないようで心配。以来手元に置いて3時間おきの哺乳地獄?が始まった。


生まれた赤ちゃんを育てているお母さんは経験済みだと思うが、この3時間おきの哺乳と言うのが本当に大変だ。夜中でも目覚まし時計をかけて起きる。自分の事なら消して寝てしまうが、命がかかっていると思うと否が応でもがばっと起きる。

生まれて2週間は体重が増えなかった。100gを切って80gになったこともある。獣医師の、「体重が減らないだけでもよし」とする時期だ。やがて2週間を過ぎるころから体重があれっ?と 思う程度に微妙に増えてきた。主人と報告し合って喜んだ。増えてくればしめたもの。離乳まであと1週間、頑張れ頑張れ白ちびちゃん。

3週間目からの離乳食も順調に進み、今では快食快便、リビングで我春を謳歌している。リビングには5頭のリタイヤー犬がいて皆この珍入犬に興味深々の様子。それぞれに反応が違う。ヨーキーのジョアンナは全く興味なし。それどころか怖がってぶるぶる震えている。もともとシャイな子だが子犬にまで?と思うと笑ってしまう。シルバーのアンジェラも無関心だ。ジュリアに至ってはそばを通るだけで「ガッ」と威嚇する。
唯一ポルカとシシーだけは母性本能全開でこまめに世話をしている。シシーは一生懸命遊んであげている。が特にポルカは実の母親なみに世話を焼いている。出ないおっぱいにすがる白ちゃんを受け入れ、おしりまで舐めてやっている。本当の親子のようにともに寝そべっている光景が何とも微笑ましい。

トイレ用のサークルに入れると、早速おしっことウンチをする白ちゃん、主人や私の姿を見ると脱兎のごとく走り寄ってきて「遊んでくれ」と言う。やっと歯が生えてきて甘噛みも始まるだろう。新しい飼い主様のところにお嫁入するのはいつの事だろう。それまでひととき私たちの娘でいてください・・・。
 
 白ちゃんは生後2か月目の4月27日 HPアップの予定です。





















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Copyright(C) 2001 S.Miyazawa
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