アマンダおばさんの
♪♪
Random Diary♪♪
ランダム   ダイアリー



2021年7月
直近のダイアリー 次の月
10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

 

目次に戻る


7月27日(火)

柔道>

オリンピックが始まった。私が注目した競技は、大坂なおみのテニスを初めいろいろあるが、中でも阿部一二三、詩の兄妹の柔道だ。両者とも金メダルを獲得し、感動深く見させていただいた。

次男、三男にこの試合見ていたかと、主人がメールすると、二人とも即「見ていたよ」との返事。日曜日は大学病院で当直のはずだからまさか長男は見ていないだろうと思っていたら、しばらくして「見たよ」との返事が返ってきた。

小さい頃から主人がプロレスごっこをしたのがよほど楽しかったためか、長男、次男、三男は球技よりは格闘技が好きな子達だった。三人共中学、高校、大学と柔道の部活を続け、高校などは部活のために学校に行くのか、勉強しに行くのかわからないほどだった。保護者会に行った時にふと柔道場に立ち寄ると、同じ高校に通う長男と次男が組み合って柔道の稽古をしている場面に出会ったこともある。

柔道部の先輩や後輩、同期で共通の友人も多く、話題に事欠かない3人だった。

よく男の子同志は思春期になると仲が良くなかったり、話をしない事が多いといわれるが、我が家の場合は3人共通の話題が柔道であったためとても仲の良い兄弟だった。

大学に入ってからも大学対抗の試合で優勝したりそこで上下関係や礼儀、チームワークを学んだようだった。

試験のある時は、「皆さんのおかげ様でここまで来ることができました。どうぞ十分に力を発揮させてください。」と言ってお辞儀をしてから答案用紙に向かうといいんだって、と言うと、三男はそれを実行し、無事希望の高校に入学を果たした。そして、大学の柔道の試合の折も、とても敵いそうにない強豪の相手と闘わなければならなかった時、決して勝とうとは思わないで、「お世話になった皆さんのため、どうぞ力を発揮させてください」と心に念じて試合をしたら、奇跡的に勝ったという話を三男から聞いた。

「長幼の序」で長男を立てて生活したお陰様で、今でも次男、三男は長男を尊敬し、三男は次男をもリスペクトしている。

かつて娘時代、私は妹とは決して仲が良いとは言えなかったが、今4人の子供達が互いに互いをリスペクトしている様子がお陰様と思うものだ。

子供たちの和は源である夫婦の和から。心して生活したいものだ。







*不許転載*
Copyright(C) 2001 S.Miyazawa
ページのトップに戻る
目次に戻る