アマンダおばさんの
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Random Diary♪♪
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3月5日(月)

<家族>

リビングでパソコンをいじくっていると、ふと横を向いた拍子にサークルの柵にあごを乗っけてこちらを見ているプードルのヴィーナスと目と目があった。瞬間嬉しそうに尻尾を振って応えてくれた。「なんて可愛いんだろう・・。」サークルから出してと要求するでもなく、私が見てくれるのをじっと待っていたのだ。一方、斜め向かいのサークルで3頭の子育てをしているエレインは主人が大好きのようだ。傍を主人が通ろうものならおっぱいをあげている最中でもお構いなし、赤ん坊そっちのけで尻尾ブンブン、歯むき出しの満面の笑顔でジャンプする。たったこれだけの事でも、家の中に愛があるということは何と心温かく豊かな気持ちを引き出してくれるものかとしみじみ思う。
 数日前の3/3はひな祭り。1月に生まれた長男の子供(女の子)にとっては初節句にあたるのだが、あいにく長男は当直で留守とのこと、この日はスキップさせてもらい、長女の娘(2歳)のお祝いということで皆で外食をすることになった。お兄ちゃんのR(7歳)の希望で回転寿司に行った。先が短い者としては、寿司はちゃんとした寿司屋で食べたいと思うのだが、ここはお兄ちゃんを立てることにした。
 お寿司を食しながら四方山話を始めた。
 私「R君は学校で何の科目が好きなの?」
 R「えーとね・・体育と図工と算数だよ」
 私「そーか、体育が好きなのはいいことだね。運動って楽しいものね。」「図工もクリエイティヴでおもしろいよね。」
 R「うん、そうだよ。ところで、くりえいてぃぶって何?」
 私「創造的ってことだよ。」
 R「ふーん、そうぞうてきって何?」
 私「新しいものをいろいろと作りだすことだよ」
 R「そうか。僕、家でもダンボールで迷路を作っているんだ。」
 私「算数は今何やっているの?掛け算はまだやってないの?」
 R「1年生はまだ足し算と引き算。でも僕少しだけ掛け算知ってるよ。ににがし、にさんがろく、さぶろくじゅうしち、しはさんじゅう、ろくし・・・なんだっけ?」掛け算はとっくに覚えていると思っていたが、そうでもなさそうだ。
 私「ろくし・・・? なんだっけ? そういう時はろくしを逆にしてしろくで考えるとわかるよ。しろく・・・24だ!」 すっかり遠のいていて度忘れしてしまった。いずれにしても、婆の馬鹿が孫に感染(うつ)らなければいいが(^_^;)
 R「でもね、遊びも大事なんだよ。子供は遊びが勉強なんだから」私「そうだよね。そのとおりだ!随分難しいことを知っているんだね(どこで聞いてきたのか・・)」
 妹のMちゃんとのおしゃべり。
 私「ほいくしょの先生の名前は何ていうの?」
 M「・・・」
 長女「YMCAの保育所では先生のこと、~先生って言わせないみたいだよ。」
 私「んじゃー、何て言うの?」長女「~さん、だって。」
 私「~さん?? ふーん。Mちゃん、ほいくしょではだれさんがいるの?(なんかへんだな~)(質問を変えよう)保育所では誰さんが好き?」
 M「あやさんと、~さんと、~さんと・・・みーんなすき!」
 不思議な世界もあるもんだ。目上である先生をさん付けで呼ぶなんて・・・。まあいいか、みーんな好きならそれでよしっ、と。
 テーブルを挟んで座った主人は何やら私の背に席を取った、向かい側の家族の様子を見ているらしい。あとで聞いたことだが、家族6人で食事に来たはずだろうに父親・母親と祖父母は黙々と食べるだけ、小学生らしい息子は持ってきたゲームに浸り切り、高校生風の娘はメールでのやり取りに終始余念がない様子。主人も「こんな家族がいるんだなー、ってびっくりした。家族で一言も会話がなく、ただ食べているだけだった。」と呆れ顔。それを聞いた私も折角家族で団欒をかねて食事に来たと思うのに、その場所にいるというだけで「心ここに非ず」では問題ありだなーと思った。家族で同じものを食べるということは、同じ血を作ることにつながり、家族が一つ心になるために必要不可欠な行為なのだ。その大切な食事の場でそれぞれがバラバラであってよいわけがない。それにしてもどうして娘息子を親が注意しないのだろうと納得がいかなかった。彼らの行く末が案じられる・・。
 ゲームやメールにこれほど夢中になるのは家族の中に安らぎを見いだせないでいるからかもしれない。この家族にもしワンコが一人増えたならどうだろうかと想像した。息子はゲームのバーチャルな世界から解き放たれてリアルなワンコの世界に本当の楽しさや愛を感じ始めるかもしれない。返信メールをしなければといつも脅迫感でいっぱいの娘は、ワンコとのふれあいによってさながらに自分を解放できる世界のあることを実感するに違いない。そして、ワンコを媒介に親や祖父母との会話がきっと増えるだろう。
 いずれにしても、人が寄り添う最小の単位である大切な家族、もっと温かい心の交流が必要ではないだろうか。


3月18日(日)

<今 在ることの感謝>

/11の大震災から早1年が過ぎた。さまざまなミディアで一周年の特集を組んでいたが、改めて筆舌に尽くしがたい悲惨な状況だったことを認識する。隣の市で津波があったことさえ数日間は知らずにいた。鉄道がストップしたためスタッフのYさんが出勤できず、1週間は真っ暗な中主人が犬舎のワンコ達の世話をしたことを思い出す。揺れが5強だった割に地震で圧死したり怪我をしたワンコはいなかったが、その後の停電で暖が取れないことが困難だった。


プードルを譲渡させていただいた
福島のY様よりいただいたお花

母はちょうどその約1ヶ月前に病院に入院したばかりで、地震の際もすべて管理下にあったため無事に済んだ。それだけでも助かった。自宅にいたならばどんなにたいへんだっただろうかと想像するとお蔭様以外の何物でもない。
 近くに住む長女と協力して食料や雑貨などをあちこちから調達した。人脈があり情報通の長女と主人のお蔭で何とか飢えずに済んだ。どこからか仕入れてきた「屋台18番」のインスタントラーメンはあれ以来大好物になった。食べるたびに当時の様子がフラッシュバックする。ガソリンスタンドを巡って何区画も車の行列が続いた当時、ワンコの世話で順番を待っている暇のない状況下高速道路のスタンドまで行ってガソリンを入れてもらった。被災地以外でも同じだったようだが、コンビニの棚に物が並んでいるのが当たり前の光景だったのが棚がむき出しになっていて品物がほとんどない。少ない品数の中何も知らずに2個かごに入れようとすると、「1個だけにしてください!」と注意され、何という事態になったものかと驚いたものだった。
 あれから早1年・・・あの当時から比べて今の生活がいかに贅沢になっているかを思い知る。いつでも電気がついて、灯油のヒーターで暖められた部屋がある。少し値上げされたとはいえガソリンの心配なく走れる車がある。豊富な品揃えのスーパーも人数制限や並ぶことなく自由に入れる。地震で数か月間閉鎖されたお気に入りのレストランも今は再開し同じ味を提供してくれる。地震直後の食糧難の時代、「あのビュッフェスタイルのレストランにはもう行けないのだろうか」「あの美味しいイタリアンの、スパゲッティーやタパスは食べられないのだろうか」「あの店の絶品天ぷらそばは・・・?」と食べることしか考えていないようだが(汗)、あるのがあたり前だったお店がもうなくなるのではないかと本当に心配した。今では震災前と変わらず当然のように行っている。だがあのころを振り返ると、普通であることが実は決して普通ではなく、有難い事なのだということがよく分かる。
 いろいろ将来に対する不安はあるが、少なくとも今命があること、そして最愛の人が身近にいてくれること、これ以外の幸福があるだろうか。津波では多くの人が犠牲になった。私と全く同じ年齢の知人も亡くなった。この事をしっかりと見据え、今存在していることの感謝の心を忘れずに生きていきたいと念じるものであります。







<お知らせ>
/19からワンコ達の幸せを願ってキャンペーン価格をさらにお値下げさせていただきます(各ワンコによる)。この機会にご検討いただければ幸いに存じます(*^_^*)。


3月28日(水)

<腸内環境について>

時折小雪が舞い散る今日この頃ではあるが、それでも厳しい冬の間じっと寒さに耐えていた庭のパンジーが少しずつ萌え始めている。八角ガーデンに植えたチューリップ、パンジーそしてその上のレンゲの花の三段重ねも日毎に芽を伸ばしていて、もっと暖かくなったらどんなふうになるのだろうと想像するとわくわくする。家の中に居てさえ「寒い、寒い」と唸っていたのに、彼らは冬中ずっと外だったのだ。何て偉いんだろう・・・。
 先月ネットサーフィンしているうちにある記事が目に留まった。市販のドッグフードのみ与えているとワンコが本来持っている防御システムを作動させないでしまっているというのだ。それによると、人間を含めてすべての生き物には酵素が必要で、野生の動物は獲物を捕らえるとまず内臓から食べる。なぜなら加熱していない内臓にはたくさんの酵素が存在しているからだそうだ。ワンコはもともと肉食、加熱しない生の肉を食べることで酵素を摂取しているという。さすれば、加熱して作る市販のドッグフードを食べていると酵素が絶対的に不足することになる。
酵素が不足すると腸内バランスが崩れ、癌や心臓病、腎臓病になりやすくなる。腸内バランスを整えてくれるのは酵素だけではなく、乳酸菌、ビヒジス菌、納豆菌なども挙げられるようだ。ブルガリアやコーカサス地方の人たちが長生きなのは乳酸菌を多く含むヨーグルトを食べる習慣があるからだとはよく聞くことだが、善玉菌を増やすことにより腸内環境を整えることで免疫力、自然治癒力が高まり病気に対する抵抗力を自らの手で高めることになる。アレルギーや食糞も酵素が不足するために現れる現象だそうだ。昔からヨーグルトが体に良いことは周知の如くであったが、ここ1か月ほどワンコのふやかしフードに毎日整腸剤をサッサとかけてあげている。そのお蔭か皆便の状態が良好だ。例えワンコによって後で抗生物質を投与しても、善玉菌を殺すことなく済むので腸の状態が良い。

 人間の方も、主人と二人で毎朝ヨーグルトに繊維質の豊富なバナナ、リンゴ他果物をトッピングし、野菜ジュースを飲むこと。夜はビオフェルミンの錠剤を飲むことを習慣付けている。今までは摂取したりやめたりと、定まらなかったが、これからは本気して続けようと意見が一致している。
※ワンコは胃酸が強いので、ワンコにはワンコ用の整腸剤がベターです。またオリゴ糖のシロップをほんの少し(小さじ1杯前後)フードに混ぜてあげると、もともと持っている善玉菌を増やす効果があり、腸の健康維持にgoodです。ただし、与えすぎると便が緩くなるので要注意。


<お知らせ>

 只今犬舎では成犬の里親様を募集しており、終生家族の一員として可愛がっていただける方のご連絡をお待ちしております。当方の子達はフレンドリーですので新しいファミリーでもうまくやっていけます、どうぞご安心ください。
 随時成犬里親募集のコーナーに画像をアップしていきます。ご愛犬のお友達犬として、ご両親へのプレゼントに・・・是非ご一考ください。ご縁があれば幸いに存じます。詳細はamanda@dog.plala.or.jp まで。


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