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USA・ロサンゼルス→スイス O様

<2019/8>

O リサちゃんの動画(画像をクリック)

スイスでは花火をしてもいい日が一年に2回と決まっています。元旦と建国記念日です。
リサちゃんは花火が恐怖で、あまりに酷く怯えて可哀想なので、花火を避けるべくフランスへ1泊だけ泊まることにしたのです。81日はスイスの建国記念日で休日ですが、フランスでは平日のため、夏のバーゲン等お買い物もでき、私達も楽しめました。
バーゼルからストラスブールまで、車で約2時間、途中ワイン街道も楽しく、アルザス地方はお犬様に寛容な地域なので、おススメです。

<アマンダより返信>
動画有難うございます。リサちゃんを主役に、フランスへの旅行記とても楽しく、感動で拝見させて頂きました。Oさんの編集力はプロ並みですね、すごいです。是非皆さんにも見ていただきたいです。
ワンちゃんにとって花火は恐怖のようですね。我が家でも、ふと見るとお部屋の隅で固まっています。中に勇気のある子は花火に反応して、「うお~ん、うお~ん」と雄たけびをあげている子もおりますが。情緒不安定になるので出来れば避けたいところですね。すぐ隣のフランスでバーゲンセールあさり、羨ましい限りです。私もパリのデパートでスカーフを何点か購入しましたが、今でも垢抜けていて気に入っています。やはりフランス製はインテリアでもなんでもセンスが良いですね。
海外での暮らしはご苦労もあるかと思いますが、プラスの面を見て、りさちゃん、ご主人様共々人生を楽しんでください(*^_^*)



<2019/1>

O リサちゃんの動画


仙台はいかがですか?
せい子さんの体調はいかがですか?

以前からお約束していた、リサちゃん動画が完成しました。

先日、肺がんで入院しているご近所さんが病院で亡くなりました。最後の1週間は意識が戻りませんでした。
結局、警察に依頼した家族の方は見つかりませんでした。葬儀なく、スタンダードプロトコルに従い火葬、共同墓地への埋葬となりました。
私は「知り合い」ですが、家族ではないので、いろいろな決定権はなく、またドイツ語で込み入った会話ができないので、もどかしい面がたくさんありました。
同時に、自身の老後、少なくとも死の直前は日本で過ごせたらと考えるようになりました。
ゆりかごから墓場まで、ですね。

どうぞご自愛ください。

<アマンダより返信>
仙台はバーゼルより緯度が低いですから雪は他に比べて多い方ではありません。山も蔵王などありますが、こちらからは大分遠いので雪崩の心配もありません。

決して大きい都市ではありませんが、ゴルフ場も近いですし、釣りやスキーが日帰りでできる点では大変便利な街です。

リサちゃん、芽キャベツが好きなんですね。我が家でも先日ブロッコリーを食べた茎の部分がもったいないのでプロセッサーで木端微塵にしてフードに混ぜてあげましたらよく食べてくれました。

それにしてもリサちゃんの行動範囲の広い事と言ったら・・、アマンダ犬としては最高ではないでしょうか。筋力もついて健康になりますね。

ご近所さん、お亡くなりになったのですね。ご愁傷様です。親戚でもないのにお人様のために働くO様はご立派です。自分ならできるかどうかわかりません。
私自身の健康は、高脂血症、内臓脂肪、骨粗鬆症の予防以外は今のところ健康です。なるべく甘いものは控えているのですが、母親譲りの甘党で、すぐ妥協してしまいます。が、子供達や親戚には贈りものを頂くとしたら「お茶にしてね」、と言ってあります。
コーヒーはエスプレッソ用の豆ならOKです。*何か要求しているようでごめんなさい(詫)。

年齢のせいかこのごろよく知人が亡くなります。大腸がんだったり肝臓がんだったりと原因はいろいろですが、この前まで笑って冗談言っていたのに…と思うと、他人の死ってあっけないものだと思います。自分も同じようにあっけなく死んでしまうんだろうなと思うと、なんだかんだと悩むより肯定的に前向きに楽しく生きる方が賢いって気が付いております。残された年数を数えると十数年ですから・・。

O様もご主人?と楽しく過ごしてくださいね。

リサちゃんによろしく。




O リサちゃんの動画(カボチャ祭り)

こんばんは。
How are you
こちらはめっきり秋らしくなり、寒いくらいです。
夏野菜を片付け、冬野菜に植え替えています。
チンゲンサイとケールが今年は良く育っています。
キウイとぶどうの収穫が大変で、これらがまた食べきれない程です。
カボチャは20個くらいできました。毎週1個ずつ食べたとして5ヶ月分です。

今日は朝からカボチャ祭りへ出かけ、トウモロコシ畑に作られた迷路も歩いてきました。
カボチャ祭りは、郊外の農家が開催しており、入場無料でした。犬はリードを着けておれば入場可能でした。入口に「当農家で飼っている犬に餌を与えないでください。肥満なので健康に気を付けなければならないのです」との貼紙があり微笑ましかったです。
トウモロコシ畑の迷路は、入場料大人5フラン、子供・犬3フランでした。

今夜大嵐が来るとの天気予報が出て、大慌てで畑のリンゴを全部収穫してきました。

リサちゃんがスイスへ来て、ちょうど1年になります。
リサちゃんは毎日楽しそうにしてくれ、それを見るだけで私たちは毎日しあわせです。

外国人として、白人の国で働くのは容易ではなく、ほぼ毎日打ち拉がれていますが、リサちゃんが癒してくれるのでなんとか頑張れています。
体調を崩した時は特に、リサちゃんがお尻をくっつけて隣に座ってくれるのです。
そんなとき、もう何もかも投げ打って、日本へ帰って、アマンダブルー犬舎で住み込み飼育係しようか、と考えたりもします。
でも、せい子さんはブリーダー業は相当大変と言っているので、わたしみたいな弱虫が中途半端に行ったって、ネコの手にもならないだろうと、思いとどまります。
仕事、収入、老後、生きるって大変です。。。

アマンダブルーホームページ、お客様からのメッセージのコーナを読んでいて、出身犬同士がオフ会とか撮影会とか、みなさん楽しそうにしていて羨ましいです。
もふもふ一同が一塊になって、なんて可愛いんでしょう。
ソフィちゃんのカフェに行きたいし、凛ちゃんママにリサちゃんを撮ってほしいって思いますし、お洋服をすごく上手に作られる方々にリサちゃんの服も作ってと頼みたいなって思いますし、マシューママにカットをお願いしたいなって思いますし、サンゴ君や椛ちゃんに会いたい。。。
(もみじ、っていう漢字を知りませんでした。カッコいいですね。)
とにかく、突撃晩ごはん的にお邪魔したい感じです。
同胎の子達や血がつながっていると、元気かな、逢いたいなあ、とやっぱり思ってしまいます。

最近思うのは、もし私がサポートすれば、アマンダ出身の子が海外旅行できるのかな、スイスへ遊びに来てくれるかな、と。
もちろん、時間と経済と(心にも)に余裕のある方じゃないと、手続きが煩雑なので途中でくじけちゃいますが。。。
もし、興味があるというかたがいらっしゃったら、気軽にアマンダブルー犬舎経由で声をかけてください。

<アマンダより返信>
随分たくさん野菜を収穫できたんですね。プチ農園と言うよりいっぱしのお百姓さん!と言った感じですね。
私などは2本の苗から出来たきゅうりを毎日パリパリっと食べて主人と美味しいねと感動している程度の農園?で可愛いものです。
その他はバジルがお浸しにできるほどたわわに成ったため、毎日摘み取ったプチトマトにレタス、玉ねぎのスライスに粉チーズを振り掛けて、それにバジルの葉をたくさん入れてオリーブオイルとキューピーイタリアンドレッシングであえるサラダが毎日の主食になっております。
この年になるとうっかりお寿司も食べられません。ご飯がそのままお腹の無駄肉になって太るからです。
外国の、それもヨーロッパで暮らすなんて憧れの生活ですが、現実にはそう気楽なものでもないのですね。O様ご夫妻のように特殊技能を持ったインテリジェントな人たちでさえ生きにくさを感じられるのでしょうか。外からではわからないものなのですね。どうぞO様の明るさと元気で乗り超えてくださいね。
「お客様からのメッセージ」をよくご覧になっているのですね、感心いたします。O様もオフ会に出席されればワンコの話題で一層盛り上がることでしょう。中には個人的にメールの交換をしたり、ワンコ同伴で一緒に旅行をされる方もいるんですよ。
皆様、スイスにワンコ連れで旅行される時は是非O様の所を訪ねてあげてください。きっとあちこち案内していただき良い旅になると思いますョ。


<2018/7>


お素麺を頂きました。
麺つゆをチューリヒで買ってきて、早速晩御飯にしました。
リサちゃんも、(麺つゆなし)カットお素麺をちゅるんと一瞬で食べていました。

ねぎ、大葉、その他野菜は畑から。
せっかくなので干し椎茸とかんぴょうも煮ました。
夕顔が去年畑で豊作で、干しかんぴょうをせっせと作ったのです。

ミョウガは、まだ蕾はひとつもありません。せい子さんところはもう採れますか?

美味しいお素麺は格別ですね。夏の懐かしい日本の味でした。
ありがとうございます。

<アマンダより返信>
素麺、召し上がっていただき有難うございます。麺つゆは海外へは送れないのでどうしようかと思いましたが、チューリッヒで調達してくださったようで、無事食べられて良かったです。日本を離れて久しいO様と日本通のご主人に是非味わっていただきたいと思い、送らせて頂きました。

大葉など自家製のお野菜と共に召し上がっていただいたようですね。当方でもみょうがはまだ葉っぱだけが茂っております。お盆あたりが収穫時かなと思っております。

ワンちゃんが素麺を食べるとは驚きです。ワンコに害のないものは一緒に食しているのでしょうか。家族ですので、自然にそうなりますよね。

はるかかなたの外国の地で当方出身の子が幸せに過ごしているのを見聞きするのは大変嬉しい事です。

そちらの暑さはいかがですか、どうぞご主人共々夏バテせぬようお元気でお過ごしください。


<2018/7>
 
O リサちゃん

<2018/6>
 
 
 
 
せい子さん、

こんにちは。
先日Rは誕生日を迎え、1歳になりました。毎日新しいネタを披露してくれ、みんなが笑顔で暮らしています。よく食べ、たくさん走ります。Rはとても可愛く、元気で、さすがアマンダブルーブランド犬です。
Rをせい子さんから譲ってもらうと決めるのは、何の迷いもありませんでした。
愛情と知識と経験によって生まれた子は、性格が明るく健康であると信じています。FRも本当に素晴らしい子で、せい子さんのブリーダーの才能と気配りを信頼しています。
本当にありがとうございます。

R7ヶ月齢で軽い初ヒートが来て、11ヶ月齢に避妊手術をしました。従来の開腹法ではなく、腹腔鏡による手術にしました。理由は傷が最小限なので術後の回復が早いからです。麻酔時に抜けきれていない乳歯4本も抜歯してもらいました。
避妊手術後、偽妊娠の為1ヶ月半の間、乳腺が腫れ少量ですがミルクが出ました。避妊手術のタイミングによってはこのような症状がでる場合があるそうです。炎症等はなかったので、特に心配せず経過観察しました。無事に済んで良かったです。

畑では、お花と写真を撮るのにポーズしてくれたり、作物を食べたり、茂みで涼しんでいたり、チョウチョや小鳥を追いかけたりしています(写真)。

F同様、私たちはどこへでもRを一緒に連れて行きます。Rの鞄はリュック型で、Rは窓からちょこんと顔をだして景色を楽しんでいるようです。
世界で一番長い歩行者用チャールス・クオーネン吊り橋にも行きました(写真)。最寄り駅から吊り橋まで結構な距離をRは余裕で上り下りしました。
現在までにフランス、ドイツ、イタリア、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、イギリス、マルタへ一緒に行きました。マルタでは海で泳ぎましたよ。
EU内はペットパスポートがあれば特に前準備は必要なく、気軽に行けます。
イギリスやマルタは、パスポートに加えエキノコックス駆除薬投与と健康診断書が必要です。
okな公共交通機関や宿泊施設を駆使し、楽しんでいます。日本より犬の権利が尊重されていると感じます。
飼主である私たちもマナーを守るよう常に心がけています。

<アマンダより返信>
リサちゃん、こんにちは。1歳の誕生日を過ぎたばかりなのに随分といろいろな国に行きましたね。この中でアマンダママが行っていないのはドイツ、ルクセンブルグ、そしてマルタです。マルタ島はマルティ―ズの発祥地でいつか行きたいと思っておりましたが、現地にマルティーズはいないとの事、思いっきりフェイントですね。
ワンコと一緒の旅はどんなにか楽しい事でしょう! 私もone of themを一緒に連れて行きたいと思うのですが、日本ではレストランがペット不可がほとんどなのでその時点で諦めてしまいます。いろいろ経験させるとワンコの知能も伸びますね(^.^)。あちこち連れて行ってもらうのは、ウィークデイがお留守番のリサちゃんへのご褒美ですね。
たくさんの動画有難うございました。またの機会にお披露目させて頂きますね。主人様と仲良くそしてどうぞお幸せに!


<2017/12>
 
①                         ②
 
③                                   ④
 
⑤                            ⑥

<画像の説明①②;Fちゃん ③④⑤⑥;Rちゃん>


20168月、イギリスで最高齢のヨークシャーテリアJack25歳で亡くなったそうです。
散歩をしようとしたときに他の犬から攻撃され致命傷をおったからだそうです。

(サーロインステーキを食べ、沢山の運動をしたのがJackの長寿の秘訣だそうです。)
http://www.dailymail.co.uk/news/article-3719131/UK-s-oldest-dog-Yorkshire-terrier-Jack-25-dies-attacked-pet-went-morning-walk.html

そのニュースを読んで、うちも散歩中は他の犬に気をつけようと思いました。
また同時に、25歳まで生きるヨークシャーテリアがいるのだから、Fも長生きしてほしいなと思っていました。

でも、Fは2017年5月に他界しました。
16歳4ヶ月でした。
最後までFらしく頑張ってくれました。

以降、生々しい表現がありますので、読むのがつらい方は***印までスルーをお願いします。

一年半程前から心臓が弱り始めずっと薬を飲んでいましたが、その限界が来ました。
その朝まではいつも通り、しかし午後から様子が前兆なく急変しました。
その日私は別件で有給をとっており家に居ました。
Fはいつもは全く行かない部屋の隅で行ったり来たり、しゃがみこんだりし、呼吸も荒く、今まで見た事の無い様子でした。
直感でこれは何かいつもと違うと、すぐに地元の獣医へ連れて行きました。
かかり付け獣医では対応しきれず、専門医に任せるしかないと言われ、別州の専門医まで主人と車を走らせました。
心不全の末期で、かつ肺に水が溜まりはじめ、治療はもうありませんと告げられ、
安楽死を強く勧められ、状況からそれが最善だとは思いました。
すぐに決意できず、もし安楽死するなら地元の動物病院でと考え、とりあえず専門病院をあとにしました。
帰り道は、雷に暴風雨で、大泣きしながら運転して帰りました。
最終決意までは一緒にいったん家に帰り、少し様子を見てやめようかとも考えました。
安楽死の決断を私がしてもいいのか、答えが出せずにいました。

今までにない弱り様で、体を自力で起こせなくなり、それでもFが健気に頑張ろうとしている姿はいっそう心苦しく、
地元獣医の勤務時間終了に近づいて来たため(私の住む街には通常時間経営午後6時までの動物病院しかない)、もうこれ以上Fが苦しむのは可哀想だと思い、安楽死を見守ってきました。
前足に静脈注射用カテーテルを付け、鎮静薬を投与、呼吸が落ち着き うつろになり、そして安楽死のための薬を投与、30秒もしないうちに心停止し、獣医により死亡を確認されました。
最後まで看取れて、約束通り、フェリンは老後の心配はなにもしなくて安心してね、ずっと一緒、と守ってあげる事が出来て、本当によかったです。
が、私の判断での最期の瞬間は、この時で良かったのか、私が決めて良かったのか、まだ胸が痛いです。
安楽死のあの時間が記憶から消えることはないでしょう。

遺体を動物病院で一人にしておくのは寂しいだろうと思い、そのまま家にもって帰ってきました。
ただ眠っているだけのように見えるFが、だんだん冷たくなっていくとともに、私の世界のすべてが暗黒になっていきました。

次の日は、Fを葬儀場へ見送り、食べ残しやお薬の処分、お洋服やベッドの洗濯をしました。
さらさらの灰になって帰って来、骨も歯も跡形無いことに驚きました。
スイスでは、飼犬の灰を特別な壷に入れてリビングルームに写真と共に飾り置いたり、身辺に保存する人が多いそうです。
一日中、主人とFの思い出話をし、笑っては号泣しました。
Fのような子はFだけで、本当に本当に特別でした。

*******

添付画像1はFの死別のお知らせをキノコ仲間の会報誌に載せてもらったものです。その後お悔やみメールが次々に届き、Fがたくさんの人に愛され、たくさんの人の思い出の中でまだ生きている事を実感しました。

添付画像2は会報誌2017年度12月版です。毎年12月にサンタの衣装を着たFとキノコの写真を掲載してもらっているのです。Fの撮りためた画像はまだまだありますので、来年度もFの画像にすると思います。

私にはFが必要です。
私たちがFをお世話していたのではなく、お互いをお世話しあってみんなが健康で明るい毎日でした。
Fを忘れる、代替えという理由ではないですが、Fの血を引くアマンダブルーの子を飼えたなら、Fを胸に、前向きでいられるのではと考えました。
すぐにせい子さんに連絡をし、そしてすぐにYesのお返事を頂けました。
なんと、ちょうどヨークシャーの仔犬が生まれたばかりというお知らせでした。
しかも、その仔犬はオデュッセイパパを通じてFと血が繋がっていると。
私たちの新しい明日を迎えるために、Fが準備をしてくれていたのではと思わずにいられませんでした。
仔犬の体重が200gと聞き バターよりも小さい そんな命をたくさんお世話している母犬とせい子さんたちの苦労は私の想像を超えます(ダイアリーで読みました)。
可愛いお顔に 良い性格 トラウマなし、Fと同じ血を脈々と受け継いでいるアマンダブルー犬舎の歴史を尊いと思いました。

日本からの輸出、スイスへの輸入条件を満たすため、最低でも4ヶ月を要することは最初からわかっていました。
暗黒のなかから遠くに見える小さな光の出口へ一歩ずつ、毎日を前向きにいることができ、せい子さんとご主人様には大変感謝しています。
また、輸出入条件を満たすためのマイクロチップやワクチン等動物病院での手続き等は本当に複雑でしたが、お忙しい中幾度もの指定日に通院の手間をおかけし、ありがとうございました。
動物病院の皆さんからも多大なるサポートを頂き、感謝しています。
最終段階で、京都微生物研究所の混合ワクチンが行政処分を受け、3回もの注射履歴が無効、輸出入書類への記載不可になるというアクシデントもありましたね。
幸いにも、追加で行った血中抗体価は基準値を満たしており、健康上問題ない事がギリギリになって判明してよかったです。なにせ箱入り娘がいきなり海外、しかも様々な病原体がいるであろう国際空港を経由するので、免疫力に関しては血液検査結果が出るまで不安でした。
農林水産省動物検疫所成田支所の皆さんからも、複雑な行程を 迅速で的確な指示を頂き、感謝しています。

お迎え当日は天候にも恵まれ 日本が雨続きだったとは思えない晴れで、全て順調に事が運びました。
チャレンジングな依頼が片付き、せい子さんもホッとしたことかと思います。
本当に本当にありがとうございます。

お迎え当日、Rを最高のコンディションに整えて頂き、ありがとうございました。
まるで、オリンピック選手を送り出すかのようなベストコンディションでした。
おかげで12時間という飛行機も全く問題ありませんでした。
さすが40年のプロと実感しました。
そして、アマンダブルーのワンコのお顔は私の好みど真ん中、本物のアンティーク家具や雑貨もとても可愛く、まるで夢の世界でした。

Rは、主人が希望したように"tough"な子です。
スイスの自宅に到着した日は疲れでRと共に爆睡、翌日はRはフルチャージで 畑で歩き回る勇敢な子です。
アマンダブルー犬舎で最初に逢った時は、おとなしくて歩かなくて人形かと思う程でしたが、
うちではアイススケート選手のようにジャンプにターンにと毎日駆け回り、日に日に筋力が増しています。
雪も大好きで、毎日の散歩が楽しくて仕方ないといった様子です。

Fが亡くなってから毎日が真っ黒でしたが、色のある暮らしに戻りました。
本当にありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いします。

<アマンダより返信>
Fちゃんが弱っていることは毎年送っていただくお便りで承知しておりましたが、亡くなったことが現実になったことを知った時にはショックを隠し切れませんでした。O様と共に生活した十数年間、お仕事の間よくお留守番をした代わりに、アメリカを初め南米、ヨーロッパと一緒に旅行に連れて行ってもらい、さぞ幸せな一生だっただろうと想像いたします。Fちゃんが生まれた時の事は覚えておりませんが、父犬CH.タクトのひょうきんな表情は今でも脳裏に焼き付いておりますし、母犬もキュートな子だったとなんとなく記憶しております。両親共もうこの世におりませんがFちゃんが亡くなったと知り、あの時代が終わったのだとしみじみ思います。きっと天国で両親に会って甘えているのではないかと思いますョ。
25歳まで生きたヨーキーちゃんには驚きですが、Fちゃんも決して短い一生だったとは思いません。丁寧にお育ていただいた結果でしょう。キノコ仲間の方たちからも人気のFちゃんだったのですね😊。
どのオーナーさんでも完璧と言う事はあり得ないと思います。私も過去に葬ったワンコ達の事で「こうしてあげればよかった」「何で気が付かなかったんだろう」と後悔の念いっぱいになることが多々あります。でも私と言うキャパシティーからするとその程度なんだと受け入れざるを得ません。
安楽死について、日本では実施する獣医さんとしない獣医さんに分かれます。安楽死する場合でも条件がいろいろあるようです。
私自身はワンコにそうしたことはなく、苦しいのはわかっているのですが、何でも自然にと言うのが目下の考えです。長男の愛犬だったダックスは19歳で亡くなりましたが、特に腎臓が悪化して死に際は苦しさのあまり「ぎゃんぎゃん」泣き続けていたそうです。マンションの住人に迷惑がかかるだろうというのと、本人の辛さを見ていられないのとで安楽死を希望したら、かかりつけの獣医さんで了解を得たようでした。
国が変われば考えも変わってくるかと思います。また人に寄っても違いますのでそれぞれで良いのではないでしょうか。
Fちゃんの後にお迎えいただいたRちゃんがタクトの血をついでいることがわかり、私もFちゃんとRちゃんが同じ血をついでいることがO様の喜びや慰めになるのならと前向きに協力させていただきました。
英語、ドイツ語が分かるO様のお陰様で面倒な手続きも比較的容易にスルーすることが出来ました。
スイスのバーゼルのお家で走り回るRちゃん、雪の中をかけめぐるRちゃんの姿を動画で拝見する度、どんなにかO様ご夫妻の羽飼のもと幸せに過ごしているのだろうと嬉しくなります。
もう早速ナポリにRちゃんを連れて旅行に行ったとの事、今度はマルタ島ですか? ナーサリーのあのサークルに居たRちゃんが、はるかかなたのこんなところまで連れて行ってもらったのだと思うと感激もひとしおです。
海外の様子を見ると、私もワンコと一緒にとはいきませんが、どなたかにワンコたちを頼んで行きたくなりました(羨)。
これからも時折様子や動画、画像をお送りくださいね。お待ちしております。


<2016/12>



                                 Fちゃん(左)


<アマンダより返信>
Fちゃん、1年ぶりのご無沙汰でした! 元気にしているようで嬉しいです。12月にはお便りが来ると楽しみにしておりました。

もうすぐ16歳なんですね。白内障ですか、当方にも同じ年の白内障のプードル(ロミオ)がおりますので様子がわかります。ロミオも目はほとんど見えませんが、食欲は衰えず、何でも完食してくれるので助かります。
老後は好きなものを好きなだけ食べさせてあげるのが悔いが残りませんね。
Fちゃんはチーズがお好きなようですね。当方の子達はリンゴなども喜んで食べます。

お写真を拝見すると、ベネチア、ムラーノ島、モンサンミッシェル、サンマルコ寺院・・・と懐かしく見させていただきました。ベネチアはヨーロッパの中でも必見の所ですね、車社会のない、中世がそのまま残った別世界です・・。
ワンちゃんを連れての旅行は楽しさもひとしおではないでしょうか。Fちゃんとの良い思い出になりましたね(*^_^*)

色々なところに気軽にワンコ連れで行けるヨーロッパは本当に恵まれておりますね。最近も5,6年パリに駐在しておられた方が当方にワンコをお求めにいらっしゃいましたが、パリ在住はどこにでも亡きワンちゃんを連れて出かけられたそうです。気軽にカフェなどにワンコ連れでいけるなんて、なんて幸せなんでしょう、人にとってもワンコにとっても・・。

来年もどうぞFちゃんとの生活を「一期一会」と心して、楽しんでお過ごしください。ご報告有難うございました。

<2016/2>

せい子さん、

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
今年もワンコと皆様が平穏な日々をお過ごしできますようお祈りしています。

おかげさまでFちゃんは15歳になりました。年齢による活動量の低下はありますが、元気な時はぴょんぴょんと跳ね回っています。

市から家庭菜園用地を借り受け、畑仕事を始めました。
一人分が200平方メートルで、敷地内には100家族以上が登録されています。

Fはすぐに皆から愛され、受け入れてもらいました。
私たちが畑仕事中は、一人遊びをしたり、ご近所さんの敷地へぴょこぴょことご挨拶へ行ったり来たりしています。
初心者には広すぎる土地ですが、ご近所さんの助けを得ながらお花やお野菜をたくさん育てています。
フェリンはお野菜が大好きで、特に採れたてのインゲンやトウモロコシの湯がいたのをこちらがびっくりするぐらい食べます。

2015年春は日本へ二週間ほど一時帰国をしました。
書類作製は大変苦労しましたが、一緒に帰国した意義がありました。

日本の検疫サービスはものすごく親切で、かつ正確に対応して頂き感謝しています。
日本では、思い出深い場所等へ再訪できました。
初めて犬を飼い驚きの毎日のなか、山歩きをした数日後Fから百匹程のヤマダニが沸いて出て来て失神寸前になったことがありました。 その場所(2004年撮影)にも行きました。

お墓の写真など縁起がよくなく宗教ネタで申し訳ないですが、家族で過ごした思い出の写真です。
日本との比較として、スイスのお墓の写真もどうぞご覧ください。こちらは、ご近所さんがお墓参りに誘ってくれた時のものです。それぞれの墓石の周りに好き好きのお花を植えてありお花畑のようでした。

昨年10月からFは体調が芳しくなくなり、検査結果心臓機能低下による肺圧力の上昇がわかりました。以降、一日二回の内服薬(ACE阻害剤、PDE3阻害剤)を始め、一ヶ月後には体調は大分と良くなりました。
毎日を大切に過ごして行きます。

ではお元気で、

<アマンダより返信>
こんにちは。ちょうど主人と「毎年12月にFちゃんの様子を知らせてくださるのに去年は来なかったね、どうしたのかしら」と話していたところでした。が、お元気に過ごしているようでほっとしております。15歳とのこと、1日1日が貴重ですね。
200平方メートルとは広いですね。お家を一軒建てられますね。家庭菜園を通り越して立派なお百姓さんです!
育てるまで大変ですが、摘みたてのお野菜は格別なお味ではないでしょうか。Fちゃんもおいしいお味がわかるのでしょうね。
Fちゃんと一緒に日本へのお里帰りは格別なものがあったと思います。しかも14,5歳と言う高齢でよく耐えられました。
ダニは人間同様危険です。熱が出たり死亡に至る場合もあるので、外出する時は必ずフロントラインプラスを背中に滴下してください。100匹つけば貧血で失神します。
お墓は私もフランスやオーストリア、イギリス、イタリアで見ましたが、本当にきれいですよね。色どりも考えて美しく飾っております。娘にも「私が死んだら仏花ではなく庭のお花かお花屋さんでアレンジしてもらって飾ってね」、と言ってあります。
老化とともに心臓や腎臓、肝臓の機能が衰えてまいります。毎月の血液検査他が必要になってきますネ。
来年もお便りを楽しみにお待ちしております。
どうぞご主人さま、Fちゃん共々お元気でお過ごしください。


<2014/12>
 

 
バルセロナにて

パリにて



<アマンダより返信>
1年ぶりのご無沙汰でした。Fちゃん、一緒に旅行ができるくらい元気な様子に安堵いたしました。もうすぐ14歳ですね。
バルセロナは何年か前に主人と二人旅行をした馴染みの街です。ガウディ作サグラダファミリア初めグエル公園など思い出に残っております。バルセロナは港町なので、海産物が豊富、海を眺めながらのイカ墨のスパゲッティ―、パエリャは最高でした。Fちゃんもお相伴にあずかったのかな?
Fちゃんは欧米またにかけて家族旅行が出来て幸せですね。日本人と違って、旅行には家族の一員である愛犬を連れて行くのが普通のようです。先月カナダにお譲りしたプードルの里親さんも「愛犬を置いて旅行に行くなどこちらでは考えられない」と仰っておりました。飛行機での移動も足元にワンちゃんを置けるので安心ですね。
お住まいの地元スイスの皆さんと仲良くなれて良かったですね。Fちゃんが一役を担っていたとのこと、本当にワンコ一人いるとすぐに地域の方達と仲良くなれます(^.^)
来年もFちゃんの楽しい話題が伺えますように・・。どうぞ健康に留意してあげてください。
近況ご報告有難うございました。
PS;おっしゃる通り、犬舎縮小は精神的に辛いものがあります。捨てる器を持たないといけませんね(^_^;)。*捨てるものはワンコではなく、執着心ですが・・・。



<2014/1>

宮澤せい子さん、
あけましておめでとうございます
今年もワンコと皆様が平穏な日々をお過ごしできますように
おかげさまで昨日でFは13歳!になりました
お誕生日には大好物のLapinをほおばり、お腹ぽんぽんです
Lapinはこちらでは害獣扱いで、丸ごとが安く手に入ります)
(最初は調理に躊躇しましたが、慣れました。。。)
アレルギー体質なので、引越後は食物探しに奮闘しました
有名メーカーのドッグフードは大抵NGで買うだけ損でした
今は、体質に合う数少ないドライフードに加え、手作りドッグフード(野菜入)を大量に作り冷凍する方法に落ち着いています
牛の肝臓、心臓や筋は良質のものが安くフランス側で手に入ります
牛よりもLapinが好きのようです
市販ドッグフードを買うよりはるかに安く良質のものができるんですよ
プレゼントはイギリスの母からヨークシャー製レインコートを頂きました
我家に伝わるタータンチェックと似ているんです
健康面では、いたって元気にしてくれています
が、昨年春は腫瘍が腹部乳腺に見つかり摘出しました
幸い良性でした
毎日のお出かけでは、”Schätzeliと声をかけられます
Schätzeli(シャッツェリ)とはスイスドイツ語のかわい子ちゃんです
何故かお友達はもっぱら犬よりおばあさんが多いです
自分は犬だと思っていないのかもしれませんね
次回ヨーロッパへお越しの際はお知らせくださいね
一緒に少しでもお散歩できればと思います

<アマンダより返信>
お誕生月近くになると近況をお知らせいただくFちゃん、年齢が年齢だけに今年はどうなんだろう、とちょっぴりドキドキしてお待ち申し上げておりました。
13歳のお誕生日おめでとう! 食べ物に気を使われているためか元気に過ごしているようで嬉しいです。手作りごはんは手間がかかりますが、その分だけ愛情がこもっており、作るのが楽しいですよね。私もワンコを飼い始めのころ(47年前)は良いドッグフードが売られておらず、馬肉主体と言っても着色料てんこ盛りの悪質フードばっかりでしたので、その頃はさすがに手作りをしましたよ。それにしてもLapin(ラパン)がワンコのフードにもなるなんて・・。昔はうさぎ狩りによくビーグルやダックスなどを使ったようですが、なんか可哀相ですね。そんなこと言ったらチキンもラムも牛さんも同じことですが・・。
写真中のチョコラパン、普通ワンコにチョコレートは×ですが、大丈夫ですか?。

チェックのお洋服はヨークシャテリアが一番似合いますね。ヨークシャ製のレインコートを着たヨークシャテリアというわけですね。
良性の腫瘍で良かったです。悪性ですと、すぐに転移してあっけなく亡くなってしまいますので幸運でした。
今年も人間の(ワンコも)お供達をたくさん作って幸せな毎日を過ごさせてあげてくださいね。
Fちゃんがお元気なうちに是非お会いしたいものです。また様子を知らせてください。綺麗な景色と共にFちゃんのお写真をお送りいただき、有難うございました。

<1月8日のメール>

O Fちゃん

せい子さん、
 

お返事ありがとうございます。
HP拝見しました。
そうなんですよ、ラパン調理は最初本当に躊躇しました。主人曰く”フランス人は脳みそも食べる”とのこと、郷に従え的に、全部頂いています。現在の(ヨーロッパの)風潮としてはラパンよりお馬さんの方が格別に大事にされています。馬肉混入事件は大ニュースでした。動物に対する考え方って地域性や時代性があって面白いですよね。
チョコ・ラパン、大丈夫です(笑)。戦いますが食べる事はないです。
昨日はエピファニーにちなんだケーキ、ガレットデロアにおまけで付いてきた王冠で遊びました。節分の鬼のお面の代わりみたいです。本人は女王様気分で楽しそうでした。 

今日は狂犬病予防注射へ行ってきました。スイスでは3年間有効分を打たれます。

<アマンダより返信>
チョコ・ラパン大丈夫で良かったです。わんこにチョコは毒ですが、スイスでは食べても良いのかしら・・!☆◇・・と攪乱してしまいました。
エピファニー、ガレットデロア・・・田舎もんのわたくしめには何のことかよくわかりませんが、お写真のフェリンちゃん、高貴な女王様風情でソファーに座っておられ、幸せそうですね。 いずれにしてもフェリンちゃんが日本、アメリカ、そしてヨーロッパ・スイスと3か国をまたにかけたグローバルな?人生(犬生)を過ごしたことに、たいへん感慨深い思いをさせていただきます!(^^)!。
来年のお誕生日にも是非元気な様子を知らせてください。楽しみにしております。


<2013/1>
 
①ヨーク市                 ②ヨーク大聖堂 
 
③湖水地方                           ④フランス ワイン製造所
 
⑤フランス お城             ⑥フランス ワイン畑

<アマンダより返信>
Fちゃん、ご無事でしたか~! ロスからスイスにお引越しと聞いて以来、今頃転勤されたかな~?とか Fちゃんも年なので(当時11歳、現在12歳)飛行機に耐えられたのかしら等と心配しておりました。昨年頂いたFちゃんのカレンダーを眺めながらいつも思い出しておりましたが、ついにカレンダーも12月の月めくりをしたころには音信不通に「本当に大丈夫なのかな?ひょっとして・・・。」とあらぬ想像をしていたところでした。
でも心配をよそに、スイスから届いたFちゃんのお写真は、フランスとイギリスの風景をバックに元気そうな様子が写っていてホッと一安心いたしました。イギリスはヨークまでお出かけになったんですね。私も以前ヨークを訪ね、「ここがヨークシャテリアの発祥の地なんだ。」と、わくわくした記憶があります。アメリカも良いですが、やはりヨーロッパはどこに行っても絵になりますね。Fちゃんも重厚な歴史的建造物の前でとっても決まっております!それにしても飛び下りる心配はないんですか。見ている方がハラハラいたしますが・・。
(O様)引越しで体調が良くないとのことですがどうぞご主人様やFちゃんのためにもお大事になさってくださいね。
またコンディッションの良い時にでもお便りください。お待ちしております。


<2012/1>
 

 
OFちゃん

<2011年年末のお手紙>

せい子さん

お元気ですか?

私たちは元気です。主人は仕事でミシガン大学へ行き、私はLAでの仕事をはなれられないため別居です。離れては暮らせないとお互いが分かり、主人は新しい職をスイスで見つけました。なので私たちは2,3か月後はスイスに移ります。

また、いろいろと決まりましたらご連絡させていただきます。

よいお年をおむかえください。

<アマンダより返信>

先日はお手製のFちゃんカレンダーをお送りいただき有難うございました。所

用に紛れ御礼がおそくなりましたことお詫び申し上げます。さっそくリビングの壁に

掛けさせていただきます。

カレンダーのお写真を拝見し、年齢の割に元気そうにしているFちゃんにほっ

と致しました。また、ご夫妻が日頃大切にお世話されていることをいろいろな表情の

Fちゃんを見て感じさせていただきました。どの子もこのように穏やかにそし

て幸福に老いていってくれればなーと願うものです。

ご専門の?ご趣味のきのこもいろいろな種類があって綺麗ですね~。夢中になられる

のが何となくわかります。

ご主人の転勤でスイスに移られるそうですが、Fちゃん、飛行機の長旅大丈夫

でしょうか。また引越しされて落ち着きましたら近況をお知らせください。

それでは、ご夫妻共々来るべき新たな年に向かい一層の飛躍をなさってください。陰

ながら応援しております。

<12/31のメール>

宮澤せい子様 

カレンダー到着のご連絡ありがとうございます。気に入っていただけて私も嬉しいで

す。このカレンダーは50冊程手作りしました。デザイン、紙選び、プリント、穴あ

け、バインドと、こだわりの品です。この4年半の間、親切にしてくれたきのこ友達

に感謝の気持ちをこめてカレンダーをクリスマスギフトとして贈りました。あ、きの

こは趣味です(笑)。 

この初夏、主人が急遽ミシガンへ移動となり、私たちは別居生活を強いられ、どんな

にかFちゃんが私を守ってくれたことか。

スイスへの引越しは春になりそうなのですが、スイスでは犬の手続き等かなり大変だ

ということがわかりました。

アメリカへ来てから、狂犬病予防注射に抗体価検査は欠かさず行っているので、検疫

はなんとかなりそうです。

EU Pet Passportもすでに作製しました。

スイスでは犬を飼うのに免許がいるのと、犬に必ず保険をかけることが義務付けられ

ているみたいです。

またスイス(ドイツも)では犬への虐待が強く監視されていて、Fちゃんは実はそれ

にひっかかる可能性があり、スイス(ドイツも)へ持ち込んではいけません。

虐待のカテゴリーに、”尻尾の切断”があります。Fちゃんはそれに当てはまりま

す。

これからスイスの動物局とやりとりを始めるのですが、心配です。

スイスに住めない場合は、近辺のフランスに住むことになります。 

せい子さんもスタッフの皆さんもワンコも、どうぞ仲良く温かいお年をお迎えください。

私も応援しています!

<アマンダより返信>

ご返信有難うございました。こだわりのカレンダーだったんですね。私共へまで送っていただき恐縮に存じます。大切にして1年間お世話になります。
 ミシガン大学というとちょっとだけ親しみがあります。子供の大学がアメリカ・ミシガン大学と兄弟校になっていて互いに行き来しているようでしたので、何年か前まだ大学在学中に専門の勉強に、(私)「是非ミシガン大学に大学院留学したら」と言って勧めたのですが、なぜかこのまま同じ大学院で勉強したいと本人が申し、実現することなく終わっております。英語力に自信がなかったからかもしれません(^_^;)。UCLAやオーストラリアの大学に短期交換留学しただけでした。
 スイスは断尾がダメなんですね。まだ痛みの感覚がない生後5日目くらいに切るのですがやはり虐待になるんですね。日本で当たり前と思っていたことがそうではなかったことに少し狼狽しております。ただ、ロンメルちゃんといって、ご主人様がドイツ人のワンちゃんが現在ドイツで生活しておりますが、ドイツでは当方で断尾したプードルを日本から連れて行ってなんら問題はないようですので聞いてみます。
 何とかご夫妻、Fちゃんとも職場のあるスイスで一緒に生活できてほしいものですね。

「メッセージ」をご覧くださっている方の参考になるかもしれませんので、是非その後の経過をお知らせください。
 それでは、また。



<2011/4>

OFちゃん

アマンダブルー犬舎 宮澤さま、スタッフの皆様
震災お見舞い申し上げます。
インターネット復旧後に、皆様のご無事をアップロードして頂きありがとうございました。知ることが出来て、本当に安心しました。
アメリカでは、地震後1週間は日本がまるで沈んでしまうような映像、その後原発危機に焦点が移り、現在はリビア攻撃が大衆メディアで報じられています。
私は関西大震災のころ大阪に住んでおり、地震を体験しました。私の住む地域はさほど被害はなかったのですが、地震後、世間の目が地震災害から遠のく中、地元では復興に長期間尽力しなければなりませんでした。
なによりも大切なのは、皆様ご自身のご健康です。どうぞご無理をなさらぬよう、頑張ってください。
ずっと応援しています。
ところで、Fは1月で10歳になりました。特に大きな病気なく、毎日元気で親孝行してくれています。撮り下ろした写真をまとめてみました。
Fはとてもおとなしく、移動用かばんに入ってレストラン、飛行機とどこへ行くにも一緒です。アメリカでは犬OKなアパートや宿を見つけるのは、日本と比べて簡単です。もちろんwell-trained(よくしつけのできている)ワンコであることが前提ですが。Fは一度もプロのしつけ教室へ行ったことがないのですが、昔から本当におりこうさんで、苦労したことがありません。反面、Fが苦しいときもじっと静かに我慢しているので、こちらが気づいてあげないとわからないことがあります。
獣医さんは、信頼の置ける西山ゆう子先生に定期に診察してもらっています。いつでも日本へ帰れるように、マイクロチップを装着し狂犬病抗体価チェックをしています。
昼間は私も主人も仕事で忙しいため、Fは基本、夜行性です。週末はめいっぱい一緒に過ごします。車に乗るのが好きで、酔うこともないので、片道13時間のドライブも問題ありません。
好きな食べ物は野菜・果物です。特にイチゴが大好きで、おいしいのとまずいのと、ニオイで判別できます。Fが食べるイチゴを私たちは合格イチゴと呼んだりしています。
残念なことに、Fはニワトリ・牛肉にアレルギーがあります。アメリカでは羊・カモ等(ベジタリアンまであります)様々なドッグフードが充実しており、コストもそれほど差はなく、特に不自由はしていません。
Fはいつもみんなの人気者で、散歩中Hi cutie (こんにちは、カワイ子ちゃん)
とか"Hello puppy(仔犬ちゃん)"と必ず声をかけられます。10歳なんですけど、、、と言うと驚かれます。ヨークシャーテリアにしては毛色がシルバーなので、Is she yorkey or silkey?(彼女はヨーキー犬ですか、シルキー犬ですか?)と聞かれることも多いです。
主人は、Fの好みや性格・身振り素振りまで、私とそっくりだとよく言い笑います。
飼い主が犬に似たのか、犬が飼い主に似たのか。とにかく私とFはとても仲良しです。

<アマンダより返信>
ちょうど1年前にお便りを頂戴しFちゃんとの馴れ初めをお話くださいましたね。当方出身の子がショップのケースで馳せ細っていたことを知りとても悲しい思いを致しました。Oさんは関西大震災に遭遇されたのですね。当時関西方面は余り知人もおらず、また今のようにインターネットでのワンコの譲渡がなく縁者がいなかったこともあり、震災が何か異国の出来事のように思っておりましたが、現実に自分のものとなると改めて関西の方たちのご苦労がよく理解できます。でも同時に震災の悲劇の先にO様のような幸せがあることを知り、明るい希望をもたせていただきます。
Fちゃん、10歳になるまで大きい病気もなしで元気に過ごせたことはすばらしいですね。7歳くらいになると乳癌の心配が出てきたり、それ以前にも交通事故その他の事故で亡くなるワンちゃんもおりますので、人間のように「還暦のお祝い」でもしてあげてはいかがでしょうか。それにしても若々しいのは野菜や果物がお好きだからでしょうか。O様はラクトフェリンを研究されていると伺っておりましたがFちゃんにも乳酸菌を与えているのですか? アレルギーは人間同様ワンコにもあるようですね。もっとも人ワンコ共体質の違いはあって当然なのですから、どのワンコにも同じドッグフードを与えるということ事態おかしいのかもしれません。
ヨークシャテリアは仰る通り我慢強い犬種で知られております。末期癌で亡くなる時も人間なら麻酔剤を打って激痛を和らげるところ、どんなにか痛いだろうにじっと我慢をしている健気な様子を見るたびに「何て偉いんだろう」と感心してしまいます。いずれにしてもこまめに様子を観察することが大事だと思います。
フェリンちゃんの性格ですが、パパ犬もママ犬もおっとりして素直な子たちでしたので素質的な面があるのとO様のお人柄の賜物ではないでしょうか。「子は親の鏡」です!
これからもご主人様とFちゃんとの楽しい生活を続けてください。またお便りをお待ちしております。


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